- 私たちが今、未来の子どもたちへできること
- 世界は今、地球温暖化や資源競争の波の中で、カーボンニュートラルな世界、そして持続可能な社会実現のための取り組みを世界規模で行う時代へと進んでいます。
そんな時代の中で、私たちが今、未来の子どもたちへできることは何か。
そんな自問から生まれたのがこの「炭吉 charboneシリーズ」です。現在、多くのエビデンスを取得するべく、各所での稼働を行っております。私たちは、私たちの持てる技術で新しい課題へ挑戦します。
現在食品加工会社様が直面している現実的な問題として、動植物性の残滓の処理が挙げられます。事業所によって異なりますが、年間発生する2000~4000万の処理費用に頭を悩ませている事業者様も多いのではないでしょうか。
それだけでなく、国際社会情勢変化による燃料費の不安定化、処理時に発生するCo2量の抑制にかかるコストなど、企業努力ではなかなか対策することが難しい問題も多くあります。
そうした中で、既存の処理の仕組みを今一度考えなおす、経営的な判断が求められているのではないでしょうか。 - 炭吉 charboneシリーズ
- 私たちが提供する「炭吉 charboneシリーズ」は、そうした企業様が抱える課題に対し、機械×化学で解決策を提案いたします。
この「炭吉 charboneシリーズ」は、長年プラント工事に携わってきた弊社の技術力を生かした破砕・攪拌処理機構に、有限会社英商事社製「かすみ触媒」を用いることによって、低温(約120~180°C)での炭素化を実現いたしました。
既存工程のような焼却処理を行わず、化学反応(接触反応)によって動植物性残滓を炭素化するため、Co2を出さずに処理することが可能です。 - かすみ触媒とは
- 有機物を分解炭化させるための触媒です。
低温(約120~180°C)の熱を加えながら、触媒と有機物を撹拌させる事により 触媒作用が働き、バイオマスカーボンが生成されます。
そうして生成されたバイオマスカーボンは有価物となり、まさしくマテリアルサイクルを実現できることで、脱炭素社会の実現に寄与できると考えられます。
●平成22年「有機物を分解炭化するための触媒」として特許取得(特許第4894055号)
●平成22年度愛知県知的財産活用促進事業 採択
- 特徴
- ■低温(約120~180℃)加熱処理しながら、触媒と有機物を攪拌させることにより触媒作用が働き、粉末の カーボンを生成。
■低温加熱処理の為、高温度帯(350~600℃)で燃焼させる従来の炭化炉や焼却炉とは違いCO2を排出しま せん。
■処理例;1,000kgの野菜残渣
→80%の水分除去で200kgに減容
→炭素化装置で100kgのカーボン生成。
■原理的には水分付与条件を前提に化成品や化学品といった産業廃棄物のカーボン化も可能。 - ランニングコストの削減
- 食品加工の際に出る残滓処理は年間を通して見ると無視できない量と金額になります。「炭吉 charboneシリーズ」は残滓の水分を抜くため量の削減、そしてランニングコストの削減につながります。
- 処理コストの利益
- さらに、この「炭吉 charboneシリーズ」で処理後に発生したカーボン粉末は他製品の原料としても活用できるため、買取りを行う業者様もおられます。処理コストの面においてはマイナスからゼロ、さらにはプラスの利益となる場合もあります。
現在、食品加工会社様の工場に導入していただき、日々エビデンスを取得し、改良を重ねています。大手食品加工会社様からも引き合いをいただいており、より効率的に処理が行えるよう、機能改良に努めています。
選ばれる3つの理由
- 燃焼させるのではなく、化学反応で残滓を炭化させる機械×化学の技術力
- 食品加工で生じた残滓を独自技術で粉砕、低温加熱(約120~180°C)し、
「かすみ触媒」と混ぜ合わせることでCo2を出すことなく有機物を炭化 - 生成されたカーボン粉末は買取りを行うため、企業にも環境にもよりよい循環サイクル。
無駄なくコスト低減を図ることができます。
炭吉(charbone-1000)
処理能力 | 125kg/h |
---|---|
初期触媒投入 | 50kg(毎月3kg程度追加) |
電力 | 25kw/h |
電圧 | 200V |
サイズ | W1000×T800×L2700 |
適合 | ・年間の残滓処理コストにお困りの食品加工会社様 ・環境対策として、Co2排出量を減らしたい食品加工企業様 |
※ご要望の処理能力によって変動します。